※この記事は2025年12月の訪問時点の情報をもとに書いています。営業時間・メニュー・価格は変更になる場合がありますので、最新情報は公式サイトにてご確認ください。
初めて知ったのはシンガポール旅行のとき。日本にできる話が出始めてから「できたら絶対行きたい」と思い続けていたお店が、ついに銀座にオープンしました。Bacha Coffee(バシャ コーヒー)銀座店。オープン直後からSNSで話題を集め、連日行列ができると噂のこのお店に、実際に足を運んできました。
結論から言うと、並ぶ覚悟は必要だけど、「話題だから行く」だけで終わらない体験ができる場所でした。銀座で少し非日常を味わいたい日に、ぜひ行ってほしいお店です。
Bacha Coffeeとはどんなブランド?

Bacha Coffeeは、1910年、モロッコ・マラケシュのメディナに誕生したラグジュアリーコーヒーブランドです。その起源は、壮麗な建築群「ダール・エル・バシャ(Dar el Bacha)」。コレット、チャップリン、ルーズベルト、チャーチルといった20世紀を代表する文化人・政治家たちが集う、文化と交流の場でした。
しかし第二次世界大戦後、ダール・エル・バシャは閉ざされ、60年以上の眠りにつきます。その後、2年にわたる丹念な修復作業によって往時の壮麗な装飾が蘇り、文化交流博物館として再開。Bacha Coffeeはその原点であるマラケシュの館を再び開き、そこからヨーロッパ・中東・アジアへとコーヒールームとブティックを広げていきました。
日本初の路面店として銀座に誕生したのがこの銀座店。「待ちに待ったOPEN」という気持ちは、コーヒー好きな人なら絶対に共感できるはずです。
銀座店のフロア構成|1F物販・2〜3Fカフェ

建物は1〜3階建て。フロアごとに役割が分かれています。
- 1F:物販(コーヒーブティック&テイクアウト)
- 2〜3F:コーヒールーム(カフェとして利用)
入店まで並びますが、1Fの物販と2〜3Fのカフェ利用は、列が別々。豆やドリップバッグを買うだけなら物販列、カフェとして席に座りたいならコーヒールームの列に並ぶ必要があります。これを知らずに並ぶと、目的とは違う列に並んでしまうことも。後ほど詳しくお伝えしますが、物販列の方が意外と人が多い印象でした。
空間全体はやや小ぶりですが、テーブル配置には余裕があり圧迫感はありません。コンパクトながらも丁寧に設計された空間だと感じました。
「落ち着く」より「世界観を味わう」カフェ

店内に入ると、まず目を奪われるのは壁一面に並ぶ美しいキャニスター。世界各地から厳選されたコーヒー豆が、統一感のある美しいパッケージに入って並んでいる光景は、まさにコーヒーの宝石箱のようです。
内装はゴージャスでエキゾチック。モロッコ宮殿を思わせる異国情緒が徹底されており、日本のカフェではまず見かけない「振り切った異国感」があります。
正直に言うと、「ゆったり落ち着く」というよりは「世界観を全力で味わう」カフェという印象。リラックスというよりも、非日常の空間体験を楽しむ場所だと思って行くと、より満足度が上がります。コーヒーを飲む以上の何かがある——そういう表現がぴったりです。
そしてオープン直後だったからか、スタッフの中には英語オンリーの方もおり、銀座なのになぜかオーダーは全てカタコトの英語で伝えるという「私今どこにいる??」みたいな一幕もありました。思いもよらず海外旅行気分も味わえちゃう。
でも大丈夫です、日本人スタッフももちろんいるのでどうしても英語無理!ってなった際はおそらく日本人スタッフがきて対応してくれます。
実際に注文したもの|3品のリアルレビュー

今回オーダーしたのはこちらの3品。
オレンジスカイコーヒー ¥1,800
柑橘の香りとコーヒーのコクのバランスが絶妙な一杯。コーヒー感がしっかりめに感じました。フレーバーコーヒーはあんまり飲んだこと無いかも…という方でも、コーヒーとしての骨格がちゃんとあるので飲みやすいと思います。柑橘系フレーバーが好きな方には、ぜひ試してほしい一杯です。
スイートクロワッサン ¥1,250(ピスタチオ、1910コーヒー&チョコレートクロワッサン 2個セット)
サクサクのクロワッサンが2個セットになった一品。そのままでも十分おいしいのですが、キャラメルソースをつけると一気に「ご褒美スイーツ」感が増します。ちょっぴりリッチな気分になれる一皿で、コーヒーとの相性も抜群でした。
ミルフィーユ ¥1,700
ミルフィーユと聞くと「甘そう」と思ってしまいますが、想像以上に甘さ控えめ。パイとクリームの組み合わせなのに重たさがなく、コーヒーの風味がきれいに広がる仕上がり。食後でも選びやすいサイズ感なのも好印象です。甘さは控えめが好みな方も、ここのミルフィーユは意外といけるかもしれません。
3品の合計:¥4,750
1人でこの金額、決して安くはありません。でもこの空間と体験を含めると、「ちょっとした贅沢」として十分に納得できるコストだと感じました。
お土産のドリップバッグ|セヴィルオレンジコーヒーが秀逸

カフェ体験だけでなく、お土産としてドリップバッグも購入しました。選んだのは「セヴィルオレンジコーヒー」1箱12パック入りで、価格は1箱4,000円超。決して安くはないけれど、おしゃれなパッケージは贈り物にしても喜ばれるレベルです。
セヴィルオレンジは、店内で飲んだオレンジスカイコーヒーが気に入って選びました。オーダー時迷ったのでお土産で購入することに。家でもあの柑橘の香りを再現できるのが嬉しい。家でのコーヒータイムが一段格上になった気がしています。
コーヒーの種類は200種類以上あり、スタッフさんに好みを伝えると丁寧に提案してくれます。自分へのご褒美はもちろん、コーヒー好きへのプレゼントにも最適です。
【正直レポ】待ち時間の現実

これが最も伝えたいことなんですが、Bacha Coffee銀座は、時間に余裕を持って行くことが絶対条件です。
私がオープン後初の週末(土曜)の朝に行った際、開店1時間以上前から列ができており、店内に入れたのは約2時間半後でした。一度は午前中に並んで、午後の予定が間に合わなそうになり、入店目前で列を離れるという経験もしました…。あの時間なんだったんでしょうか。
その後、夕方17時前後に再挑戦したところ、30分〜1時間で入店できました。断然夕方の方が入りやすいです。
ただし注意点がひとつ。金曜の夜は18時頃に店内利用の列がストップされていたことがありました。夜遅すぎるのも入れないリスクがあるので、16〜18時あたりが狙い目だと感じます。
| 時間帯 | 混雑感 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 朝(開店〜11時台) | 最混雑。2時間超も | △ |
| 昼〜夕方(12〜16時) | やや落ち着く | ○ |
| 夕方(17時前後) | 30分〜1時間程度 | ◎ |
| 夜(18時以降) | 列がストップの可能性あり | △ |
※オープン直後の情報のため、時間が経つにつれ混雑は緩和されると思います。ただ当面は時間の余裕を持って計画することをおすすめします。
「ついでに寄る」は危険!ここを目的地にした計画を
銀座なのでショッピングや他のランチのついでに立ち寄ろう、と考えたくなりますが、それは危険です。店内に時間制限はなく、空き次第の案内なので、どれだけ待つかが読めない。
一方で、席に座ってしまえばせかせかするようなお店でもありません。ゆっくり世界観を味わうためのカフェなので、急いで出るのも勿体ない。
Bacha Coffeeをその日のメインイベントにして、前後の予定を組まない——それが最も楽しめるスタイルだと実感しています。「今日はBacha Coffeeの日」と決めて、余裕を持って臨んでください。
一人で行っても大丈夫?【結論:全然余裕です】
見た目のゴージャスさからか、「一人では入りにくそう」と感じる方もいるかもしれません。でも実際は全然そんなことありません。2人連れの方が多かったのは確かですが、一人で来ている女性も男性もいました。
むしろひとりで行くと、コーヒーや空間をじっくり味わえる。スタッフさんに豆の説明を聞いたり、自分のペースで物販を見て回ったり——一人時間の贅沢な使い方として、ここはかなりおすすめです。
こんな人・こんな日におすすめ
- ✅ 銀座で特別なカフェ体験がしたい
- ✅ コーヒーへのこだわりがある
- ✅ 大切な人へのお土産を探している
- ✅ 自分へのご褒美に少し贅沢がしたい日
- ✅ 一人の時間をゆっくり楽しみたい
- ⚠️ 時間に制約がある日は避けた方が無難
アクセス・基本情報
| 店名 | Bacha Coffee 銀座 |
| 住所 | 東京都中央区銀座5丁目6−6 |
| 最寄駅 | 東京メトロ銀座線・丸の内線 銀座駅 徒歩5分 |
| フロア構成 | 1F 物販(コーヒーブティック&テイクアウト) / 2〜3F コーヒールーム |
| 営業時間 | 11:00〜21:00 |
| 公式Instagram | @bachacoffee |
| 公式サイト | bachacoffee.com |
※営業時間・メニュー・価格は変更になる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。

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